公開日: |更新日:
ねずみ駆除をするなら自分?それとも業者に依頼?
本サイトは、ねずみ駆除のおすすめ業者や、体験談、基礎知識、失敗防止策などの情報を取りまとめてご紹介しています。
さて、ご自宅や職場などにネズミが出た、あるいは気配があるといった場合、わざわざ業者に頼まなくても、自分で駆除すればいいとお考えの方も少なくないことでしょう。
ただし、ちょっとお待ちください。専門業者に依頼するのと自己流では、大きな違いがあることをご存じでしょうか?まずは、その違いについて、知っておいてください。
自己流のねずみ駆除と専門業者に依頼するメリット・デメリットを比較!
自己流 | |
---|---|
コスト |
市販の捕獲用シートや毒餌などは比較的安いが、半永久的に購入し続けなければならない。
|
効果 |
捕獲すること自体はそれなりにできるが、根絶させることは困難。
|
安全性 |
毒餌のねずみの死骸の処理や、ノミ・ダニによる感染症などのリスクがある。
|
再発の 可能性 |
一時的に数を減らすことはできても、時間が経過すると、また現れてしまう。
|
専門業者 | |
---|---|
コスト |
一軒家で10万円~20万円程度。ただし、優良な業者であれば一度の施工で効果が持続する。
|
効果 |
退治、捕獲だけではなく、侵入経路の特定・封鎖工事による根絶が望める。
|
安全性 |
毒餌や薬剤などを使用しない方法にも対応しており、駆除後の消毒なども徹底。
|
再発の 可能性 |
捕獲・追い出しに加え、進入路の封鎖を徹底することで、再発の可能性が極めて低い。
|
ねずみの完全駆除・再発防止をお望みなら、専門業者への依頼が賢明!
餅は餅屋、ねずみ駆除はプロの専門業者へ!
専門業者へ依頼した方が、メリットが大きい。このことが、一番お知らせしたいことになります。
とは言え、専門業者に依頼するとなると、費用がかかるのはまぎれもない事実です。しかし実際、自分で10万円分の薬剤や用具を購入し、100匹捕まえたとしてもねずみが現れ続けるという事例がほとんどです。
駆除業者が行うのは、単にねずみを捕らえたり追い出すだけではないのです。ねずみが屋内に侵入してくる経路をプロの技やノウハウで特定し、その経路を封鎖することで、ねずみを根本から撲滅。専門用語で「防鼠工事」と呼びます。この防鼠工事こそが、ねずみ被害をなくす鍵であり、自己流では不可能です。
費用はかかるとしても、長い目でみれば、専門業者へ依頼した方がベストといえるでしょう。
しかし、業者によって駆除方法や費用、無償の保証期間などが異なります。このサイトでは、新旧さまざまのねずみ駆除業者を比較して、ランキングにもしていますので、ぜひ参考にしてください。
ねずみ駆除業者の選び方
優良なねずみ駆除業者を選ぶためには、「豊富な専門知識と技術をもっているか」「調査や見積もりをしっかりと行ってくれるか」「無償保証などのアフターフォローはあるか」のポイントをしっかり見極めましょう。ねずみ駆除業者のなかにはろくに調査もせず、やっつけ仕事をして無駄な追加施工で高額費用を請求する悪徳業者も存在します。もちろんねずみ駆除はできていない状態ですから、何も改善しないまま費用だけがかかった…ということになりかねないのです。
- 豊富な専門知識と技術をもっているかを見極める
- 調査や見積もりをしっかり行う業者を選ぶ
- 無償保証などのアフターフォローのある業者がおすすめ
ねずみを完全に駆除するためには専門知識と技術力が必要です。ねずみ駆除業者が知識や技術力に長けているかは、実績やペストコントロールの資格のほか、調査時の質問などでも見極めることができます。
もしも問い合わせ時に調査や見積もり作成を渋る業者であれば、依頼をやめた方が良いでしょう。建物にどんなねずみがどのくらい生息しているのか、侵入経路や巣はどこか、どんな作業内容が必要でどのくらいの期間がかかるのかなど、依頼者の質問にしっかりと答えられる業者を選ぶべきです。
ねずみ駆除業者のなかには、施工完了後に無償保証期間を設けているところもあります。施工後に万が一ねずみが発生した場合にも無償で再施工してくれるため、再びねずみ被害に遭う心配をしなくて良いのです。
また、ねずみ駆除を依頼するときは何社か相見積もりをとるのがおすすめです。とくに初めてねずみ駆除を依頼する場合、1社だけでは悪徳業者かどうかも判断しづらいため注意が必要です。
種類別の効果的な駆除方法
ひとくちにねずみといっても、その種類によって生態の特徴はさまざま。侵入経路や好む場所のほか、性格さえも種別によってことなります。つまりねずみ被害では「クマネズミ」や「ドブネズミ」、「ハツカネズミ」が多く取り上げられますが、どのねずみが生息しているかによって取るべき対策も異なるということです。
そこで、クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミそれぞれの特徴や効果的な駆除方法について紹介します。
クマネズミ
- 体長:約14~24cm
- 寿命:約3年
- 発生時期:10月~3月(1月~2月がピーク)
- 繁殖能力:生後約90日で繁殖が可能になり、一度に約6頭の子どもを産み、これを年に5~6回繰り返す
- エサ:雑食だが、とくに穀物や種実類、昆虫などを好む
- 見た目の特徴:黒色あるいは茶褐色、尖った鼻・大きな耳・長い尾
- 生態の特徴
乾燥していて高い所を好み、天井裏や壁の中、ビル内の高層階などに生息。運動能力が高く木登りや綱渡りが得意なため、パイプや電気コードを使って垂直方向にも容易に進める。警戒心が強く臆病で、学習能力が高い。近年都市部で増殖中。なおクマネズミにはイエダニが多く寄生しているため、イエダニによる被害を受ける可能性もある。
【効果的な駆除方法】
警戒心が強く学習能力が高いため、トラップ(罠)にかかりにくい特徴があります。駆除には「殺鼠剤」が有効ですが、クマネズミのなかには殺鼠剤が効かない個体(スーパーラット)もおり、駆除は容易ではありません。そのため、クマネズミの生態を熟知した専門業者による“クマネズミに殺鼠剤を食べさせる技術”が求められます。
また、クマネズミは屋根や壁に穴や隙間があれば容易に侵入してしまうため、建物の侵入経路を徹底的に塞ぐ必要があります。ただ、壁や床に隙間がない場合でも、石膏などのやわらかい壁であればクマネズミは齧って穴を開けてしまいます。
ドブネズミ
- 体長:約18~28cm
- 寿命:約3年
- 発生時期:10月~3月(1月~2月がピーク)
- 生後約90日で繁殖が可能になり、一度に約9頭の子どもを産み、これを年に5~6回繰り返す
- エサ:雑食だが、とくに魚介類や肉類を好む
- 見た目の特徴:灰褐色あるいは赤茶色、頭に対して小さな耳・太い胴体
- 生態の特徴
湿った場所を好み、植え込みや公園の緑地のほか、下水管や排水溝、調理台などさまざまな場所に生息。穴を掘ることもでき、屋外では土中に巣をつくる。動きは平面的で泳ぎが得意なため、水洗トイレから出没することも。非常に凶暴な性格で、人も咬む。石膏などのやわらかい壁は食い破ることが可能。都市部の下水や地下街に多く生息。
【効果的な駆除方法】
ドブネズミは下水など湿った場所を好み、体が濡れていることも。体長も大きいため、粘着トラップでは捕獲できない可能性が高いでしょう。そのため、ドブネズミ駆除には「殺鼠剤」が有効。ただし殺鼠剤でも学習されてしまったり食べてくれないことも考えられるため、専門知識を持った業者に任せるのがおすすめです。
なお、ドブネズミは高い所を好むクマネズミとは違って低い所に生息していることが多いため、壁の穴や配線・ガス管などの導入口に注意。パテやセメント、金網、鉄板などで隙間を塞ぐことで侵入口を封鎖しましょう。
ハツカネズミ
- 体長:約6~10cm
- 寿命:約1~1.5年
- 発生時期:10月~3月(1月~2月がピーク)
- 生後約35日で繁殖が可能になり、一度に約6頭の子どもを産み、これを年に6~10回繰り返す
- エサ:雑食だが、とくに穀物や種子・野菜などを好む
- 見た目の特徴:くすんだ灰色あるいは黒色、小さな頭と胴体・耳は大きめ
- 生態の特徴
狭い場所を好み、田んぼや畑・物置など屋外を中心に生息。ただし冬になると自然環境に近い位置にある家屋内に浸入。ドアの隙間やシャッターと床の隙間などから容易に入り込む。性格は穏やかで、好奇心が強い。エサは植物食を好み自然環境での生息が多いものの、都市部でも倉庫内などの建物に生息。
【効果的な駆除方法】
ハツカネズミは体が小さく、わずかな隙間からでも容易に入り込みます。体が小さいため、学習能力はクマネズミやドブネズミに劣ります。また、好奇心が強い性格のため、駆除には「殺鼠剤」と「粘着トラップ」が有効。ただし、ハツカネズミは繁殖能力が非常に高く、一度に6頭の子どもを年間で計6~10回も産みます。繁殖スピードが早いため、一度出現すると駆除はとても困難といわれています。
また、ハツカネズミの侵入経路はシャッターやドアなどの出入り口、通風孔などほんのわずかな隙間です。そのため、建物すべての侵入口を見つけることは素人には難しいでしょう。専門知識を持つ駆除業者にハツカネズミの侵入経路を特定してもらうのがおすすめです。
自分でもできるネズミ駆除対策
自宅や職場などにねずみが出没し、食品や家具などを荒らされる被害が出てしまった場合には、すぐに対策が必要です。ねずみは一度食材があるところを覚えると何度でも侵入してくるため、放っておくと被害が拡大してしまいます。
ここでは、自分でできるねずみ撃退法として、駆除策と侵入防止策を紹介しています。自己流でねずみ駆除を検討している人は参考にしてみてください。
バネ式罠
エサを仕掛けてねずみをはさんで捕まえるのがバネ式罠。ねずみの好むエサを仕掛けて設置するシンプルなものです。
しかし、ただ置くだけではなかなか捕まえられません。ねずみは警戒心の強い生き物なので、バネ式罠に仕掛けられたエサだけではかかってくれないことがあります。そんなときは警戒心を解く必要があります。
例えば、バネをセットせずに、エサだけをつけておくという方法があります。何度か繰り返すことで、ねずみの警戒心がほぐれ、エサを確実に食べるようになってから、罠を仕掛けることで捕獲します。
「バチン」とバネではさむ仕掛けは、一昔前のアニメやマンガなどで見た覚えのある方も多いのではないでしょうか。現在でも市販されており、コストパフォーマンスも比較的高いという利点もあります。逆に一気に複数のねずみを捕らえることができないのが欠点です。また人間の指をはさむ危険性もあるので注意が必要。罠を仕掛けるにはある程度の経験が必要となるでしょう。
画像引用元:楽天市場(https://item.rakuten.co.jp/iwauchikanamonotenn/494205900001/) |
|
商品名 | 板ねずみ捕り |
---|---|
価格 | 510円 |
口コミ | ねずみを駆除できました。発見時はほぼ即死の状態です。最初は罠をしかけず、餌を2回ほど食わせて安心させ、油断した3回目で罠をセット。警戒心の薄れたねずみはまんまと罠にはまりましたよ。 |
メーカー名 | ヤマトキ製作所 |
カゴ式の罠
カゴ状の罠でねずみを捉えるタイプの仕掛け。箱の形をしているタイプもあって箱式ともいわれています。捕獲できる能力は高いのですが、仕掛け自体が大きいため、ある程度の設置スペースが必要です。
罠の仕組みは、エサにおびき寄せられたねずみがカゴもしくは箱の中に入ることで、フタが閉まるもの。警戒心の強いねずみは罠にかかりませんが、しばらくエサを食べさせて油断させると捕獲率が高くなるようです。エサにはチーズやパン、米粒などを使用します。もし住みついているねずみが、何を好んで食べているかわかれば、その食べ物をセットするのが良いでしょう。
かご式の罠は、ねずみが生きたままの状態で捕獲されるため、その後の処理を自分でしなければならないのがネック。捕獲した後は、放置して餓死させるか、バケツに水を張り溺死させる必要があります。
画像引用元:楽天市場(https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/e504498h/?l2-id=pdt_shoplist_spage) |
|
商品名 | ねずみ捕獲器 |
---|---|
価格 | 1,188円 |
口コミ | ねずみの足跡が聞こえて困っていたので、このかご式罠を購入しました。まだ仕掛けてないのでねずみは捕まえられていませんが、大きさもちょうどいい感じなので、設置しやすそうです。あとは捕まえられるかどうかですね。 |
メーカー名 | セフティ3 |
粘着シート
原理的には「ゴキブリトラップ」のねずみ用になります。ゴキブリトラップとの違いは餌ではなく、通り道を予測して仕掛けるところです。ねずみの通り道にできる「ラットサイン」を見つけたら粘着シートを使ってみてください。ねずみは天井裏や台所、部屋の隅などの「同じ道」を通る習性があるため、通り道に粘着シートを設置するのが効果的な捕獲方法です。一般的なねずみ駆除でよく使用されているのは粘着シートといっても過言ではありません。
気を付けておくべきこととして、ホコリで捕獲力が半減してしまう点があります。しかし、安いもので1枚100円程度とコスト的には安価なので、負担はそこまで大きくないでしょう。ホコリを避けるために屋根がついているタイプもあるので、気になる方はこちらを選ぶと良いでしょう。また、ホコリ同様、湿っていると粘着性が弱まるため、ジメジメした場所だと罠にかかっても逃げられやすいようです。ねずみが粘着シートにくっつきやすくするような工夫が必要です。数枚では捕獲がむずかしいので、最低でも10枚程度は設置しておいたほうが良いでしょう。
粘着シートの最大の欠点は、罠にかかったねずみは生きているため、捕獲後の処理を自分で行なわなければならないことかもしれません。
画像引用元:オレンジブック.com(http://www.orange-book.com/detail/obwfk53010/index/article_cd:105622++++++++++++++++++++++++3470) |
|
商品名 | ねずみ粘着シート プロボードL10枚 |
---|---|
価格 | 1,753円 |
口コミ | この粘着シートのおかげで、工場に住みついたねずみを一網打尽にできました。安くて強力だし、気に入っています。こんなにすぐ捕れるならもっと早く使っておけばよかった。工場が清潔になって助かっています。 |
メーカー名 | 株式会社SHIMADA |
毒餌
ねずみを毒殺するための毒餌を殺鼠剤(さっそざい)と呼びます。一般的に使われる殺鼠剤のほとんどが毒餌タイプ。遅効性の抗凝血性殺鼠剤と即効性のある急性殺鼠剤があります。
ゆっくり効くタイプの抗凝血性殺鼠剤は、血液の凝固を防ぐ効果がある毒餌です。血液を固まらせないことで臓器に出血を起こし、肺出血や貧血に陥らせます。ねずみが出没する場所に毒餌を設置することで、少量ずつ4~7日以上食べさせましょう。そうすると血液中の赤血球を徐々に破壊し、じわじわと弱わらせてねずみを「安楽死」へ導きます。またすぐに死なないので、他のねずみに警戒心を与えず、より多くの個体を駆除できます。
急性殺鼠剤といわれるタイプは、有効成分(毒性)の含有量が高い薬剤。1度食べさせることで、ねずみを早く殺すことができます。摂取後10時間未満で死亡する速効性毒急性殺鼠剤と10時間以上経過して死亡する遅効性殺鼠剤の2タイプ。その即効性を利用して、急に増えたねずみの駆除に役立ちます。
以前はエサに混ぜて使用するタイプが主流でしたが、現在はそのまま使えるタイプが主流になっています。効き目は強力なので、幼児やペットがいる家庭では誤飲のおそれがあるため注意が必要です。毒餌を食べたねずみが目の届かない場所で死んでしまうこともあり、ダニやウジなどの発生や異臭が難点です。
画像引用元:アース製薬(https://www.earth-chem.co.jp/products/dethmor-tray/) |
|
商品名 | デスモアプロ トレータイプ |
---|---|
価格 | 2,597円 |
口コミ | ねずみの被害を受けたので買いました。仕掛けてから二日目に少し減っていたので、食べたのかな?と思っていると、それっきり気配がなくなりました。天井を走る音もしなくなったので、死んだと思います。効果は抜群ですね!あれから半年以上になりますがねずみは出てきません。最高の殺鼠剤ですね。 |
メーカー名 | アース製薬 |
防鼠金綱
防鼠金網は穴や隙間に使用することで、ねずみの侵入経路を遮断するものです。ねずみが侵入してくる場所や通り道となる穴、隙間などに貼ったり、埋め込んだりすることで、徹底的に侵入を阻止できます。ただし、ねずみが出入りする穴を板状のもので塞ぐと通気も遮断してしまいます。またねずみは強靭な歯を持っているので、侵入対策は頑丈な金網を使用しなければなりません。
丸めて埋め込むことも可能で、簡単に施工ができるソフトタイプと、頑丈なハードタイプがあり、設置場所の条件によって選ぶことができます。ねずみを寄せ付けないためには、外部からの侵入を防いで屋内を移動させないような工夫が必要です。しかし、侵入口を特定しなければいけないので、設置にはコツがいります。
画像引用元:虫退治.com(http://www.mushi-taiji.com/mouse/products/kanaami.html) |
|
商品名 | 防鼠金網ソフト |
---|---|
価格 | 660円 |
口コミ | キッチンシンク下にある物置スペースに空けられたねずみ穴を塞ぐために使用しています。40×45cmのサイズなので直接ねずみ穴を塞ぐ以外にも様々な用途で使えるアイディア商品ですね。実際に取り付けてみると心許ない感じ…。でも、完全に塞いだので、ちゃんと効果があるか様子を見てみます。 |
メーカー名 | イカリ消毒株式会社 |
忌避剤
ねずみが嫌う成分を撒くことでねずみを遠ざけられるのが忌避剤。スプレーや設置式、くん煙タイプのものがあります。基本的には他の駆除法と併用して使われているようです。忌避剤を使用するとねずみを寄せ付けない効果を得られるため、捕獲したり殺傷したりしなくて済むのが利点。ねずみを処分するのはとても大変なので、ねずみが寄ってこないのはとても嬉しい効果ですね。
スプレータイプの場合、寄せ付けたくない場所に吹きかけます。即効性はありますが、持続性がありません。すぐにでもねずみを追い払いたい時におすすめです。
設置タイプはねずみの通りそうな場所に設置することで、ねずみの侵入を予防します。永続的ではないため定期的に交換しましょう。
くん煙タイプは有効成分を焚いて、部屋に忌避剤を充満させます。一気に広範囲への効果が得られるのが特徴です。微量の毒性があるため、子供のおもちゃやペット用品、食品などにかからないように気を付けてください。
画像引用元:アース製薬株式会社(https://www.earth-chem.co.jp/products/nezumimihariban-oidashi-420/index.html) |
|
商品名 | ねずみのみはり番 追い出しジェット(2本) |
---|---|
価格 | 1,732円 |
口コミ | 物置にいるねずみを追い出すのに使いました。使用後すぐにいなくなったものの、臭いが消えるころに戻ってきたようです。しかし頻繁に使っているうちに諦めたのか、いなくなりました。確実に効果はありますね。 |
メーカー名 | アース製薬株式会社 |
超音波発生器
コンセントに設置するだけでねずみを殺さずに追い出すことができるのが、超音波発生器です。ねずみは人間には聞こえない「超音波」が聞こえるため、その性質を利用して撃退します。なんといっても家の中で死んでしまわないので、死骸を処理する必要がありません。また死骸が放置されてダニが沸いたり腐ったりしないため、衛生面でも安心です。
しかし超音波発生器は品質に差があるようです。商品によってはあまり効果がない場合もあるのだとか。安いものではないので、効果がなかったときのことを考慮して、始めは1台だけ導入してみることをおすすめします。効果があるようなら増設すると良いでしょう。またいろいろな機種が出ているようなので、それぞれを試してみるのもひとつの手ですね。
画像引用元:JHEKSSTORE(https://www.jheksstore.xyz/products-43384.html) |
|
商品名 | 超音波ねずみ駆除機チューバスター |
---|---|
価格 | 1,298円 |
口コミ | 実家にねずみが多く出没して、食品を食い荒らし、糞尿被害が多発していました。いろいろな方法を試したものの、効果が出ず。ダメ元でこの超音波発生器を使ったところ、まったく来なくなりました。実家の母ともども喜んでいます。ねずみの被害で困っている人におすすめしたいですね。 |
メーカー名 | 株式会社マツムラカメラ |
防鼠工事
家のネズミの死滅・追い出しに成功したら、防鼠工事をしてネズミを屋内に再侵入させないようにしましょう。ネズミの侵入経路は、辛み成分カプサイシン入りのパテや硬度の高いパテで穴や隙間を防ぎます。
おすすめの設置場所
自分でもできるねずみ駆除ではさまざまなグッズがありますが、どこに設置するのが有効なのでしょうか?そこで、各グッズのおすすめの設置場所について紹介します。
ただし、ねずみ駆除は容易ではなく、専門知識を持つ駆除業者が効果的にグッズを使うことによって最大限の効果を得られます。そのため自分で駆除を試みても解決しない場合、速やかに業者に依頼するようにしましょう。
- 【バネ式の罠】
- 【カゴ式の罠】
- 【粘着シート】
- 【毒餌】
- 【防鼠金網】
- 【忌避剤】
- 【超音波発生器】
いつもねずみが食べている場所(被害に遭っている場所)に設置しましょう。普段は食べ物がない通り道などに突然エサの罠が置かれると、ねずみは警戒してしまいます。また、最初はバネを作動させずにエサだけを置き、ねずみに「この装置は安全だ」と思わせるのがポイント。警戒心を解かせてからいよいよバネを作動させましょう。なお、エサはいつも被害に遭っている食材を選び、設置するときは人間のニオイがつかないよう軍手などをはめて行いましょう。
バネ式の罠と同様に、いつも被害に遭っている場所・いつも被害に遭っている食材で罠を仕掛けましょう。最初は罠を作動させず、まずは「このカゴは安全だ」とねずみに思わせることが大切です。
粘着シートは「ねずみがいつも通る場所」に設置するのが有効です。ねずみの通り道を見つけるためには、ラットサイン(ねずみの糞尿や齧り跡がある場所)のある場所といつも被害に遭う場所、ねずみを発見する場所などを結んでみると良いでしょう。もしもねずみの出入り口がわかっている場合にはその前に設置するのが有効です。また、ねずみは壁際や家具の隙間などを好んで通りますので、そういった目立たない場所に設置するのもおすすめです。
ねずみが出現する場所や通り道、巣の近く、糞があるところなどさまざまな場所に設置するのがおすすめです。もしも設置後に毒餌がよく食べられている場所があれば、その場所に集中して毒餌を増やしてみるのも良いでしょう。毒餌は強力ですから、ペットや幼児の誤飲に注意。
ねずみの侵入経路となりそうな穴や隙間を塞ぎます。屋根の隙間や壁の穴、排水管や通気口の隙間などを徹底的に塞ぎましょう。ただしすべての侵入経路を見つけて塞ぐことは困難なため、被害状況によっては駆除業者に依頼するのがおすすめです。
忌避剤にはスプレータイプや設置タイプ、くん煙タイプなどがあります。スプレータイプはねずみを寄せ付けたくない場所に、設置タイプはねずみの通り道などに設置しましょう。くん煙タイプは部屋中に忌避剤を充満させます。
ねずみがいると思われる場所に設置するのがおすすめです。壁や天井材などに音が遮られてしまうと効果が減ってしまいます。コンセントタイプのほか電池式のものもあるため、設置したい場所によって選ぶと良いでしょう。
ねずみ駆除に関するニュース
ここでは、ねずみ駆除に関するニュースを紹介します。ねずみ駆除に関するニュースをチェックし、ねずみ駆除の参考にしてみてくださいね。
ねずみの多い街シカゴVS約1,000匹の猫!ねずみ増加に効果は
ねずみが多い都市として知られているシカゴでは、計約1,000匹の野猫が街中に放たれました。これはアニマルシェルターがおこなう「キャット・アット・ワーク」というプログラムによるもの。あえて放たれた野猫が抑止力となり、街中のねずみ減少につながったのだそうです。
コロナ禍でねずみも変化?被害増加の理由とは
新型コロナウイルスの影響により飲食店の営業時間短縮や閉店が相次いだ結果、ねずみのエサとなるゴミが減っています。エサを求めるねずみたちは住宅街へと移動をし始め、活発化。大胆な行動をとるねずみもおり、住宅地においてのねずみ被害は増加傾向にあるのだそうです。
自分でやってもうまくいかない場合は、プロに依頼を!
ここでは自分でトラップや罠を使用して自分でネズミを駆除する方法を紹介してきましたが、同じ道具を使用しても、手間がかかる上に、プロと同じ結果を出すのはかなり難しいです。
プロは、罠の設置もネズミの通り道や習性を考慮し、効果がある場所に大量にしかけネズミを駆除します。
また、使用される殺鼠剤や忌避剤もさまざまな研究に基づく技術を使用していので、自分で行う駆除とはレベルが違います。
ネズミは頭が良く、警戒心が強いので、完全に駆除したいならプロへの依頼がおすすめです。
最近は、害虫の生息指数が基準以下なら薬剤駆除を行わない「改正建築物衛生法」に対応した業者もあります。こうした業者なら、飲食店や食品倉庫だけではなく、乳幼児がいる家庭でも安心ですね。
完全駆除ならやっぱりプロ、
東京でおすすめのネズミ駆除業者はこちら!
おすすめネズミ駆除コンテンツ
-
ねずみ駆除で
失敗しないために業者に依頼するメリットや費用相場、流れや駆除方法、業者の見分け方などをご紹介しています。
-
ねずみ駆除の
体験談まとめ一軒家、アパート・マンション、店舗・商業施設など、物件別の事例、そして失敗談もご紹介。
-
家庭・商売の大敵!
ねずみにかんする基礎知識発生原因やもたらされる被害、ねずみの種類と特性、予防策などについて解説しています。
放置すると危ない!家ねずみがもたらす被害事例
家に住みついたねずみは、人間や建物に被害を与えます。ここでは家に住みついたねずみが起こす被害について調べました。