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ねずみ駆除・退治の必勝法まとめました
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一般的に住宅等に発生するねずみは、繁殖力が高く雑食で何でも食べるねずみですが、嫌いなもの苦手としているものもあります。ねずみが嫌がるものを把握して対策できれば、被害を軽減させることにもつながります。この記事ではネズミが嫌いな音や天敵について解説いたします。
ねずみの聴覚は動物の中でも優れており、人間が聞き取れない音も聞くことができると言われています。この習性を利用してねずみ駆除に役立てます。
ねずみ同士の会話は超音波でおこなうとも言われています。ねずみが聞き取れる音は他の動物と違い20kHzから50kHz。犬や猫は、50kHz帯以上の音を聞き取るとされているので、この違いを利用します。人や他の動物には感じられない周波数の音を発生させることで、ねずみの嫌がる環境を作り出して侵入を防ぎます。
100dbという大音量で超音波を発生させると、騒音に耐えられてもストレスを感じるので、長時間同じ場所に居続けることができなくなるのです。注意すべき点として、ハムスターやリスなどげっ歯類の動物を飼育していると超音波がストレスの原因となることです。
さらに一定の周波数を流し続けると慣れてしまい効果が薄れる可能性があります。危険がないと分かってしまうと、元の場所に戻ってくる可能性もあるので、他の方法と併用して利用しなければいけません。
他の動物の鳴き声はねずみにとってストレスの原因となります。特に天敵の鳴き声は家にいると勘違いして逃げ出すことがあるほどです。
注意したい点として、長年住みついてしまったねずみの場合には、環境音や天敵の音にも慣れてしまっている可能性があることです。他の方法と組み合わせて駆除することが必要です。
ねずみの天敵について見ていきましょう。様々な動物が天敵となります。特にねずみを狩りの対象とする動物は非常に苦手です。
ねずみを捕獲する能力が高いことから天敵として一番馴染みがあるのではないでしょうか。もちろん現在の猫はねずみを捕まえなくても餌がもらえるので、ねずみを積極的に捕まえることは少ないかもしれません。それでも猫の存在をねずみが感じとり、それがストレスとなり家に侵入することを防ぎます。ペットであってもねずみ対策に有効なのです。
ヘビもねずみにとっての天敵です。屋根裏や床下でもヘビが入りこめるので、隠れたねずみも逃げ出します。実際にペットとして飼っているとその匂い自体がねずみ対策になります。しかし大型のねずみは小さな蛇を逆に襲ったり、ねずみを食べない種類とわかるとヘビでも効果がない可能性もあるので注意しましょう。
フクロウもねずみを多く捕食するので天敵と言えるでしょう。フクロウの鳴き声はネズミにとって大変不快なものとして感じられるようです。フクロウの鳴き声は大きいので、その鳴き声から天敵の存在を察知して逃げ出すのです。また、フクロウの鳴き声を元にして、超音波機器が開発されており、まさに天敵というにふさわしい存在です。
フェレットはイタチをペットとして改良されたものです。ねずみやウサギの狩猟にも使われるほど、狩猟本能が高い動物です。ねずみはフェレットの匂いがあるタオルや砂があるだけでも、侵入しなくなるほど苦手な生物となります。
縄張り意識の強いねずみにとってハムスターの匂いは、他のねずみの縄張りであると思い込ませます。ねずみが家に入り込むのを防ぐことができます。
続いてねずみが嫌う場所・環境について紹介していきます。どのような場所を嫌っているのかを知っておくことで、ねずみが侵入してきても居着くのを防ぐことができます。
ねずみは餌を食べない環境であれば34日で餓死してしまうと言われています。体が小さく消費が激しいのでエネルギーをたくさん溜め込むことはできないのです。体重の1/3から1/4の量の餌を毎日食べるので、十分な餌がないと判断すれば餌を求めて別の場所に移動するのです。
ねずみは小さな動物ですので、10度を下回ると動けないという特性を持っています。ドブネズミはねずみの中では大きな体をしているので、ある程度の寒さに強いですがクマネズミやハツカネズミは冬に外で生活できません。そこで寒い場所にはねずみはいつきません。
基本的に雑食なので嫌いな食べ物はありませんが、それでも匂いがきついものは好まない習性があります。
ねずみにも嫌いなものがありますので、習性を理解してねずみ駆除に役立てることができます。超音波や天敵の鳴き声や、ペットの匂いなどはねずみ駆除に効果的なものがありますので、組み合わせて効果的にねずみ駆除をしましょう。しかし、ねずみ駆除は根気がいり、複数の策を講じて効果性が高まるので、専門の駆除業者に相談するのもおすすめします。
※価格は、2021年10月の情報です。
※1.2021年11月時点で、税表記を公式サイトで確認することができませんでした。