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ねずみ駆除・退治の必勝法まとめました
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ネズミを駆除するのに適した時期を調査しました。ネズミの生態を知って、より効果的に駆除を行ないましょう。
ネズミ駆除をするのに良い時期は春になる前の2月と秋が来る前の8月。ドブネズミは春と秋に、クマネズミは夏に繁殖時期のピークを迎えるそうです。そのため、繁殖のピークを迎える前に駆除するのがベストです。
しかし例外もあります。ビルや家屋などの年中温かい場所に住みついてしまうと、時期を選ばず繁殖が可能に。ネズミ駆除のポイントは、子ネズミが大きくなる前に駆除することです。繁殖期前に駆除せずにいると、ネズミが増えすぎてしまい駆除が難しくなるでしょう。
ネズミは食料を荒らすのはもちろん、石鹸や木材、配線などにも被害を与えます。ネズミのようなげっ歯類は、歯が伸び続ける生き物。常に物をかじって、歯の長さを調整しています。
最悪の場合、かじられた配線から火花が飛び火事を引き起こすことも。住宅の基礎の部分がかじられると、建造物の耐久性にも影響が発生し、深刻な事態になりかねません。
ネズミが増えてしまう前に駆除を行ない、被害を最小限に抑えることが大切です。
ネズミ駆除で殺鼠剤(毒餌)を使用するなら、秋口から初冬、春先に使用することをおすすめします。仕掛けるだけでネズミを駆除できる殺鼠剤ですが、夏場に使用するとネズミの死骸に虫が湧き腐敗しますし、放たれる悪臭は強烈です。
後始末が面倒なのはもちろん、近隣の住宅に迷惑をかけてしまう可能性も。殺鼠剤を使うなら気温が低くなる時期が良いでしょう。
殺鼠剤は真冬に使ってもあまり意味がありません。なぜならネズミは冬が苦手だからです。ネズミのような小動物は寒さに弱く、気温が低くなると身体の動きが鈍ります。特に気温が10度を切ると完全に動けなくなるため、殺鼠剤を食べられない状況になってしまうのです。
殺鼠剤をネズミの食欲が増す時期かつ気温の低くなる時期に使うことで、スムーズに駆除できます。
ネズミの繁殖力を甘く見てはいけません。生後3ヶ月から出産できるようになり、1年間で6~7回子どもを産みます。しかも、1回の出産で6~10匹もの子ネズミを産み落とすのです。建造物の中の暖かい場所だと1年中繁殖が可能になります。
条件にもよりますが一説では1組のネズミのカップルがいた場合、1年間で1万5,000匹にまでなるのだとか。「ネズミ算式に増える」という言葉通りの繁殖力です。
そのためネズミ駆除は、子ネズミが生まれてから繁殖能力を持つ時期までに行なうことが重要になります。子ネズミが成熟し繁殖能力を持ってしまうと、手に負えない状況になりかねません。
ネズミ駆除は自力で行なうと安く済むように感じますが、ネズミ駆除に時間がかかり過ぎると駆除が追い付かずネズミの大量発生に繋がります。被害を考えると自己流の駆除は現実的とはいえません。そうならないためには、プロの専門業者に頼むのがベストです。1度の駆除で高い効果が得られるでしょう。
※価格は、2021年10月の情報です。
※1.2021年11月時点で、税表記を公式サイトで確認することができませんでした。