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ねずみ駆除・退治の必勝法まとめました
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本ページでは、ネズミ駆除を依頼するにあたり、詐欺業者と優良業者を見分けるポイントについてご紹介していきたいと思います。
何度かくり返しています通り、ネズミ駆除というものは、そうそう頻繁に依頼するというサービスではありません。料金相場や業界事情、駆除作業やネズミに関する知識などには、さほど精通していないという方がほとんどでしょう。
そして世の常として、そうした現状を悪賢く利用し、不正に料金をだまし取る悪徳業者は必ず現れます。
実際、悪徳業者が自ら用意したネズミの死骸を敷地内に投げ込んで契約させる、自作自演という事例もあったほど。見積書もなにも提示せず作業しようとしたところを家主が不審に思い、警察に通報して御用となったそうです。
また、そうしたあからさまな悪徳業者でなくても、決して安くない料金を請求しておきながら、ネズミ駆除の成果がまったく出ないということもありえます。
逆に良心的な業者であれば、仮にそうなった場合、無償で作業のやり直しなどを行うといった保証を付けるなどの対応をしているということを覚えておきましょう。
幸い、今はインターネットを活用すれば、そうした情報は入手しやすい状況です。業者選びの際は、行き当たりばったりで適当に選ぶのは厳禁。キチンとしたリサーチをした上で選ぶべきなのです。
公益社団法人ペストコントロール協会が管理している資格が「ペストコントロール」となります。これは、有害生物全般にしっかりと制御できる技術があるか?の資格になります。ただただ全滅させるというよりも人に被害がない程度に制御することが目的とされています。この資格があるか?ないか?で有している知識は大きく変わるため、重要な資格であり、大きな判断材料になります。
そもそもねずみは、侵入してくる経路を絶てば再発することはありません。ここまでのアフターケアをしっかりと行ってくれる業者か?が判断材料になります。自信を持っている業者の場合、2年保証などのアフターサービスを提供してくれています。ここも判断材料にすると良いです。
当たり前の話ですが、ねずみに対して正しく、深い知識を持っているのか?も重要な判断材料になります。ねずみと一言で言っても多様な種類が存在します。そして特性も異なってきます。特性が異なれば対策方法も変わります。このように正しい判断ができるのか?のキーポイントになるのは、知識の深さに直結するわけです。これがあるか?ないか?をしっかりと確認しておきましょう。
では逆に、優良業者かどうかは、どのように見分けるべきでしょうか。
これらを踏まえ、総合的に判断するのが望ましいと言えるでしょう。では、具体的にご紹介していきます。
ネズミ駆除というサービスは、個々の案件ごとに、個別で見積を算出するという性質のもの。しかし、見積で総額だけポンと提示してくるような手合いは避けた方がよいでしょう。
逆に、○○坪分の施工費用が幾ら、使用する器具や薬剤が幾ら、防鼠工事費用が何箇所分で幾らと、キチンと明示し説明してくれる業者なら、信頼度は高くなります。
工事作業後にネズミが再発したような場合、保証をつけている業者であれば、無償にてやり直しを行なってくれます。裏を返せば、その業者の作業に対する自信や誇りの現れでもあるのです。
例えば、粘着シートによる捕獲や殺鼠剤の使用といったやり方は多くの業者で行なっていますが、そこに独自の工夫をこらしている業者であれば、よりポイントは高くなると言えます。
粘着シートと食餌を組み合わせたり、独自に開発委託した殺鼠剤を使用しているなどが挙げられるでしょう。
また、超音波を使用した忌避やIPM対応の業者であれば、ペットや乳幼児のいるご家庭でもより安心です。
ネズミ駆除に限ったことではなく、すべてのサービスに言えることですが、長年積み重ねてきた実績というものは、その業者の信頼性を判断する上で、大きな材料と言えます。
もちろん、新興の業者だからダメとは言い切れませんが、長くやっているところの方が信頼度が高いというのは、自明の理と言ってよいでしょう。
これもまた、その業者の顧客満足度や対応力、親身さなどを知る上で、大きな判断材料となります。
特に、内容が具体的であればあるほど、より情報としての信頼性は高いと言えるでしょう。
優良業者を見分けるポイントに加えて、悪徳ねずみ駆除業者の手口や特徴について知っておくと、見極めがしやすくなります。悪徳のねずみ駆除業者に引っかからないためには、どのような点に気をつけて業者を選ぶ必要があるのか、しっかりと確認しておきましょう。
見極めをする時に役立つポイントについて、いくつかまとめてみましたので、ぜひ参考にしてください。
優良なねずみ駆除業者であれば、事前に下見に来るのは当然です。作業時間やどのような作業・道具が必要なのかなどを事前にチェックするためです。下見の際にしっかりと説明をしてくれない場合も心配です。
工事が必要な場合などには、なぜ、どのような工事が必要なのか?といった詳しい説明をしてくれるかどうかは、重要なポイントです。このような説明を怠る業者や、そもそも下見に来ないという業者は、悪徳ねずみ駆除業者の可能性大だと思ってください。
かなり数は少なくなったようですが、今でも時々あるのが、そもそも見積を出さないという悪徳ねずみ駆除業者です。一般人が相場のわからないねずみ駆除の作業を頼む上で、見積を出さないというのは論外です。見積を出してくれない業者は十中八九、悪徳業者だと考えてよいでしょう。
見積を出してくれるとしても、無料で行なってくれない業者にも要注意です。
そうなると、せっかく見積をしたのだから、高い気もするけどやっておこう!となりがちです。有料で見積を出すことによって、顧客を確実に確保しようとしている悪徳ねずみ駆除業者の特徴とも言えます。
また、さらに巧妙な手口として、見積として業者が状況を確認しに来た際に、「ねずみの数が非常に多い」、「大きな巣が見つかったので、料金が上乗せになる」、「作業に手間がかかるので高額になる」など、何かしらの理由を付けて法外な費用を提示してくる業者もあります。
料金が明確でないだけではなく、現場確認が曖昧、詳しい説明をしてくれないといった業者は悪徳ねずみ駆除業者の可能性が非常に高いので、要注意です。
作業後にネズミの巣やネズミが再び発見された場合、一定期間無料でもう一度作業してくれるという業者は優良業者のポイントの一つだとご説明しました。
反対に、悪徳ねずみ駆除業者の場合、「ねずみは一回駆除してしまえば再発はしない」と、嘘の情報を顧客に伝えたり、「再発の場合は別料金をもらう」などと説明したりします。
さらに悪質な場合では、再びネズミが発生しそうな箇所をわざと放置することでもう一度依頼させ、荒稼ぎをしようと企んでいることも。また、「ねずみが侵入したり、ねずみの巣が発生したりしやすい場所なので、定期的に駆除するしか方法がない」などと説明する業者もあります。その都度料金を支払わなければいけないのかなど、しっかりと事前に確認しておきましょう。
このようなことからも、保証期間を設けていない場合は完璧に駆除してもらえない可能性や、再びねずみが発生して料金を請求される可能性を疑う必要があります。
悪徳ねずみ駆除業者の手口としては、アフターフォローだけではなく、ネズミの侵入を予防する方法や再び巣ができないように、どのように対策をすれば良いかの指導が全くないということが考えられます。
悪徳業者からすれば、依頼人が安心してもう生活できることよりも、もう一度ネズミが再発し依頼してくれることが大切なのです。ですから、お客の利益を考えてはいません。質問にしっかりと答えてくれるか、侵入を防ぐための対策を指導してくれるかなどを確認しましょう。
※価格は、2021年10月の情報です。
※1.2021年11月時点で、税表記を公式サイトで確認することができませんでした。