業者選びから体験談まで!
ねずみ駆除・退治の必勝法まとめました
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本ページでは、一軒家において、ねずみ駆除を依頼した方々による口コミや体験談をピックアップしてご紹介していきたいと思います。
まずは、一般家庭、とりわけ一戸建て住宅の場合の事例を取り上げていきたいと思います。
この場合、よくあるのが「最初は自分でなんとかしようと思ったけど・・・」というパターンです。果たしてどうなったのか、ご覧ください。
築年数約45年の我が家、部屋の模様替えをしようとしたところ、ネズミの糞らしきものを発見。
また納戸にしまってあった食べ物が齧られているのも見つけ、これはネズミに違いないと思いました。
早速、ホームセンターで忌避剤や捕獲カゴを購入し仕掛けてみました。
忌避剤は1ヶ月ほど、それなりに効果は発揮していたようですが、効き目がなくなると、また現れ、以前はなかった屋根裏での足音まで聞こえてくる始末。捕獲カゴは全く効果なしでした。
これはやはり、専門業者さんにお願いしなければと思いたち、ネットで探した評判の良さそうな業者さん3社から見積を取りました。
金額は3社とも12万円程度で差はほとんどありませんでしたが、その中で一番親身かつ丁寧に対応してくれた業者さんに決めました。
そしていざ作業。やはりプロの技というのは、素人には真似できません。
特に追い出すだけではだめで、侵入してくるルートを特定して塞がなければダメということを聞き、目からウロコという感じでした。
おかげさまで、追い出しと防鼠工事後は、足音もしなくなり糞や食物の齧られも見かけなくなりました。
やはり素人が自分でどうこうしようとしても、時間とお金のムダということを、身を持って知りました。
築25年の我が家ですが、数年前まではまったくネズミの被害はなく、正直、あまり意識もしていませんでした。
ところが、本当にある日突然という感じで、夜台所の照明をつけた時、はっきり目撃してしまいました。
青天の霹靂とは、こういうことを言うのだなと持ってしまいました。とりあえず、ホームセンターで捕獲用の粘着シートを購入してきて仕掛けると、捕獲できてしまったんです。
しかし、これが今にして思えば、不運だったのですね。何匹捕まえてもねずみは一向にいなくならず、捕獲しては粘着シートを買い足すことの繰り返し。
気がつけば10万円近くを費やし、さすがにこのままでは埒が明かないと気づかされました。もっと早くに気づけよと言われそうですが、視野狭窄に陥ってしまっていたのですね。
最初に見積を依頼した業者は、はっきり言って態度も悪く、料金も30万円といわれ却下。
次に依頼した業者さんは真逆で、天井裏や床下まで丁寧にチェックしていただき、見積金額も15万円と前の業者の半額。
こちらにお願いすることにしました。果たして結果は、2ヶ月6回の作業で、パッタリといなくなりました。
屋根裏の足音はもちろん、気配もすっかり感じなくなりました。
つくづく思います、初めからプロにお願いすればよかった、と(苦笑)。
遠く離れた実家には、現在高齢の両親が住んでいます。2ヶ月前、母が大腿骨を骨折してしまったことが原因で介護が必要な状態になりました。退院して帰ってきたものの、父も体が不自由なため、取り急ぎ久しぶりに実家を訪れました。これまでは長期間里帰りをする時間がない私や妹家庭の元に、両親が遊びに来るというのが恒例になっていたため、数年ぶりの帰郷でした。
今後の介護や生活のことなど話し合いましたが、生まれてからずっと、同じ土地で生きてきた両親にとって、その土地を離れるということが何よりも辛いとのことだったので、どうしてあげるのが良いかと悩みましたが、ホームヘルパーさんや食事の宅配サービスを利用し、私と、やはり離れて暮らしている妹が交代で時々様子を見に来るということで落ち着きました。
その時に昔、子供部屋があった2階は上がるのがおっくうで、もう長いこと使っていないということを両親が話していました。高齢で階段を使うのが負担になっていたようでした。折角なので掃除でもしようと思って、暗い2階に上がり、自分の部屋の雨戸を開け、明るくなった室内を見回してみると…少し開いているたんすの引き出しの中で大きなねずみが飛び跳ねているではありませんか!!!思わず悲鳴をあげて後ずさると、ねずみの糞らしきものが床に転がっていました。懐かしい自分の部屋がねずみの棲み家になっていたのかと、それはショックでした。両親に聞いてみると、気付かなかったと言います。自分でねずみ駆除をしようと思ったのですが、何匹かいるようでしたし、どこから入ってきたのだろうかと不安にもなったので、家族とも相談し、ねずみ駆除の専門業者に頼むことにしました。
早速調査に来てくださり、費用は15万とのことで、正直少し迷いましたが高齢の両親だけで暮らす家が安全な場所でなければいけないと思い、お願いすることにしました。驚いたのは「ラットサイン」という、ネズミが通った後をすぐに見付けてくれたことです。知らなかったのですが、ねずみは壁際を走る習性があるため、壁などのそばに尿や糞の跡があったり、汚れが壁についていたりするのだそうです。そのラットサインをたどって、ねずみの侵入経路を突き止めて、そこを塞ぐ工事をして下さいました。最近の住宅は気密性が高く、害虫などの侵入を防ぐ工夫がされていますが、築50年近く経つ住宅ではねずみの侵入が可能な箇所がいくつかあるとのことで、他の部分も塞いでもらいました。
ねずみは繁殖力が強く、短い妊娠期間で10匹ほど子供を産むそうです。その話を聞いて、とても自力での駆除は不可能ではないかと思いました。普段自分が住んでいる家ではなく、自分での駆除は時間的に難しいと思い、専門業者にお願いしたのですが、それが正解だったと思いました。結局2ヶ月間合計4回業者さんに駆除に来てもらい、すっかりねずみがいなくなりました。両親も「これで安心!」と喜んでいました。
引っ越しをしてすぐに、夜近所を歩いていたら、飲食店の入り口ドアが開き、お客さんが出てきました。その後ろから、サーッと黒い影が素早く走り出てきたではありませんか!一瞬ゴキブリ!?と思ったのですが、大きさが15cmほどもあり、尻尾まで入れるともっと大きかったので驚きました。ペットのハムスターは飼っていましたが、野生のねずみを見たのは初めてのこと。はじめは一瞬わかりませんでした。それからしばらくして、自宅の階段下にサッと走り込む影を発見しました。今度は更に大きく、一瞬猫か!?と思いました。それからしばらくして、床下で猫と追いかけっこをしているような音が夜、度々聞かれるようになりました。その音を録音し、アパートの管理会社に連絡をして対応してもらいました。床下に入れる隙間があったとのこと。塞いでもらえたのでひと安心です。
ねずみによる被害は昔の話ではなく、現在でも起こり得ることです。侵入可能な家は、ねずみのターゲットになってしまう可能性があります。
ねずみが侵入してくる主な経路としては、屋根の下の通気口・電線の導入部と壁との隙間・ひさしの下の隙間・配管の隙間・建物と基礎との隙間・壁のひび割れ・汚れのために閉じなくなった換気扇などが挙げられます。このような少しの隙間からでもねずみは侵入してくるのです。
また、ねずみは繁殖力が高いため、いったん侵入されてしまうとどんどん増えてしまう恐れもあります。暖かくてエサが豊富にある民家は、ねずみにとって絶好の繁殖場所なのです。
「たかがねずみ」と侮るわけにはいきません。ねずみは下水道に棲みついている場合も多く、生ごみや生肉をエサにすることもあるため、さまざまな菌を保有しています。
菌のついた体で家じゅうを走り回り、人間の食べ物をかじるのですから、大変不衛生です。ねずみがかじったものを気づかずに人間が口にしたり、ねずみに体をかじられたりすると、病原菌に感染してしまう恐れもあるのです。
また、ねずみの排泄物にも病原菌が多く含まれています。ねずみの排泄物に汚染された土や水で農作業を行ったり、川で遊んだりした人が感染してしまう可能性もあります。
実際に、現在ほど衛生環境が整っていなかった1970年代ごろには、ねずみがもつレプトスピラ菌に感染して重症化し、50人あまりの人が命を落としたこともありました。そして、非常に少なくはなりましたが、いまだに被害は報告されているようです。
このような病原菌による被害とは別に、さまざまな被害が引き起こされる可能性があります。寝たきりのお年寄りや赤ちゃんのような抵抗できない人が、手や足、鼻などをかじられてしまう危険性や、コードをかじられたことによる漏電で発生する火災の危険性、ねずみの死骸や排泄物による悪臭などです。
このように、ねずみによる被害を甘く見ていると、大変危険です。
上述したように、ねずみは建物のわずかな隙間から侵入してきます。隙間はパテで塗りつぶす、金網を設置するなどの対策を施して、しっかりとふさぐことが重要です。また、換気扇も使用しないときは閉じておきましょう。
さらに、家の中と外回りに、ねずみを呼び込む要素を放置しないよう、整理整頓を心がけることも大切です。ねずみのエサになるような食べ物や生ごみは、放置せずフタつきの容器に収納しておきましょう。巣の材料になるような段ボールや木材、布や紙なども、きちんと片付けておくことを忘れずに。
実は、お年寄りの住む家はねずみが繁殖する危険性が高いといわれています。築年数が経過し侵入経路である隙間ができてしまっていることが多いためです。
その上、使用していない部屋があったり、布や新聞紙などが豊富に置かれていたりすることも多いため、ねずみの繁殖にとっては非常に好環境と言えます。
お年寄りだけだと発見が遅れることも多く、繁殖したねずみに付着していたノミやダニも一緒に繁殖してしまっているケースも多いそうです。高齢の両親と離れて暮らしている人は、一度、実家を点検してみるとよいかもしれません。
まさにねずみは住宅の衛生状態を悪化させ、さまざまな危険のある「害獣」です。ねずみの危険性を知り、大切な家をねずみの「棲み家」にしないために、しっかりと侵入経路を塞ぎ、清潔と整理整頓を心掛けましょう。
※価格は、2021年10月の情報です。
※1.2021年11月時点で、税表記を公式サイトで確認することができませんでした。