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ねずみ駆除・退治の必勝法まとめました
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飲食店を営んでいる方のなかには、「ねずみ被害に遭ってしまった」という方や「ねずみ被害が怖いから早めに対策をしておきたい」と考える方は多いのではないでしょうか。また、反対に「飲食店を営んでいる以上、ねずみやゴキブリの発生は仕方がない」と諦めているケースもあるでしょう。
ねずみの発生による被害は、思った以上に深刻です。食材などが齧られるほか機器の故障や火災につながったり、食中毒の発生や営業停止になる可能性もあるのです。そのため、ねずみ対策をしっかり行うことが大切です。
ねずみを発生させないためには店内の衛生環境を高いレベルで保つことが大切です。食材かすや食べかすを残さないようにするため、テーブルや床はもちろん、シンクや棚、ゴミ箱などまで徹底的に清掃します。そしてこの状態を常にキープする必要があります。
また、食材の保管方法も重要です。ビニールや段ボールに入っているから…と油断していると、あっという間にねずみに齧られてしまいます。
建物内にねずみが入ってこないよう、侵入経路を塞ぎましょう。ねずみはほんの少しの隙間からでも侵入します。天井裏や排水溝、換気設備の隙間などを金網やパテで埋めてしまうと良いでしょう。ただ、ひとつでも侵入経路を見逃してしまえばそこからねずみが入ってきます。
ねずみがいる…!とわかっている場合は粘着シートで捕獲するのがおすすめ。ねずみが生息していると足跡やラットサインと呼ばれる齧り跡や糞、汚れなどが発生します。そこからねずみの通り道を予測し、粘着シートを設置してねずみを捕獲しましょう。
ただ、粘着シートを隙間なく埋めていないとねずみに避けられてしまったり、捕獲したとしてもねずみの死骸を処理しなければならないというデメリットもあります。また、ねずみの通り道を判断するのは簡単ではありませんから、専門家であるねずみ駆除業者に依頼するのがおすすめです。
ねずみを寄せ付けない方法として、忌避剤や超音波発生機器などの使用もあります。ただ、忌避剤は臭いを発生しますから飲食店にはあまり向いていません。また、超音波発生機器などはねずみに学習されてしまう可能性もあり、効果の高い対策とはいえないでしょう。
ねずみを発生させないためには、「ねずみのエサとなる食材やゴミを放置しないこと」と「ねずみが建物に入れる隙を与えないこと」が大切です。
しかし飲食店には食材が豊富にあるうえ、エサとなる食べかすや食材かすもたくさん。これらすべてを掃除するのは難しいですよね。また、店舗には排水や換気などの設備があり、ねずみが侵入できる経路もたくさんあります。そのため、飲食店でねずみを侵入させない・エサがない状態にすることは非常に難しいといえるでしょう。
飲食店でねずみが出てしまうと、「不衛生な店のイメージがつき、お客さんが来なくなってしまう」と真っ先に考える方は多いのではないでしょうか。しかし、実際はそれだけではありません。飲食店でねずみが発生するとどんな被害が生じ、どんな問題が起こるのか確認してみましょう。
ねずみが発生すると建物内の食材などが齧られる、というのは想像しやすいかと思います。ねずみが齧った場合すぐにわかりますが、ねずみがもつ病原菌による食中毒発生を防ぐため、齧られた食材はすべて破棄する必要があります。
ねずみの発生を放置すると何度も食材を齧られてしまいますから、そのたびに破棄することを考えると経済的にも大きな損害となるでしょう。また、食材を調理場の近くに保管している店舗も多いでしょうから、ねずみが食材を齧りに来るときには調理場のあちこちに病原菌をばらまいていることになります。
ねずみには前歯の適度な長さを保つために硬いものを齧る習性があり、配線や電気コード、家財などを齧ってしまう可能性があります。配線や電気コードが齧られると機器の故障や火災へつながってしまうため、ねずみ駆除が必要です。
飲食店にとって食中毒が起こることは、致命的な問題と考えられます。顧客は美味しい食事や憩いの場を求めて飲食店を訪れますが、「食の安全が確保されている」ということが大前提。一度食中毒などの問題が出てしまうと店舗への信頼はなかなか戻りません。
ねずみの体には想像する以上に病原菌などが付着しているうえ、店舗中を走り回ることも。ねずみが発生している状態=店舗中に病原菌がばらまかれていると考え、早急に対処する必要があります。
万が一ねずみに遭遇して噛まれた場合、鼠咬症を引き起こす可能性も。最悪の場合死に至るケースもあり得ます。自分や従業員だけではなく顧客も噛まれてしまう可能性もありますので、ねずみが発生したのに放置しておくのは危険です。
もしも飲食店でねずみを見てしまったとして、その一匹しかいないとは限りません。ねずみは繁殖スピードが早いうえ、飲食店のような生きやすい環境ではどんどん増えてしまいます。素人のねずみ対策では到底太刀打ちできないこともありますので、ねずみ対策は駆除業者に依頼しましょう。
経験や実績が豊富な駆除業者であれば、ねずみの生態を知り尽くしており、そのうえで効果的な対処法を提案してくれます。ねずみ被害のリスクや対処にかかる労力を考えれば、ねずみ対策を駆除業者に任せるメリットは非常に大きいのではないでしょうか。
※価格は、2021年10月の情報です。
※1.2021年11月時点で、税表記を公式サイトで確認することができませんでした。