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ねずみ駆除・退治の必勝法まとめました
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スーパーマーケットは、食材・食品を多く扱うことから、ねずみが発生する要素があります。
放っておくと食材や商品が被害を受ける以外にも、衛生面で顧客からの信用も失ってしまいます。ここでは、被害を受けやすい原因や対策、業者に依頼する際に必要なポイントを紹介します。
ねずみは、客用出入口や搬入口などの大きい出口がある外から侵入してきます。外に設置しているゴミ箱が密閉されていないと、店舗にまでねずみが侵入してしまうため注意が必要です。
また、侵入しやすい環境は立地が影響することもあります。例えば、自然が多い郊外ではハツカネズミ、都市圏ではドブネズミやクマネズミの侵入が多くなります。
スーパーマーケットには、多くの食料品が保管されています。パンや精肉に青果など、あらゆる食料を求めてやってきて天井裏などに身を隠します。
ねずみの侵入防止を防ぐために、ゴミ箱を外に置かない対策が必要です。しかし、スーパーマーケットの場合、ゴミの量が一般家庭よりも多いことや生ゴミが不衛生となるため、店内におくことは困難です。外にゴミ箱を設置する場合は、蓋をしっかり密閉させましょう。
また、ゴミ箱からスーパーマーケット内の侵入路になりそうな隙間と穴を塞ぐことで、外からねずみが侵入してくるリスクを減らします。
スーパーマーケットは食料品を多く取り扱うため、飲食店の取り扱いと同様に食材カスなどを放置せず、店内はいつも清潔に保つ必要があります。
食料品の保管方法にも気を付け、気密性の高いプラスチックケースに入れておくと安心です。
スーパーマーケットには、排水や換気口など、ねずみの侵入路は多くあります。そのため、どんなに気を付けていても、完全に発生しないようにすることは難しいといえます。
対策していたのにねずみが発生してしまった場合は、業者に駆除依頼をするのがおすすめです。ここでは、業者を選ぶ際に大切なポイントを解説します。
食品を扱う業種が防虫や防鼠対策として、定期調査と対策措置などを外部に依頼する際は規定があります。「建築物ねずみ昆虫等防除業」の登録事業者など専門知識や技術をもつ適切な事業者が対象になります。業者を選定する際は、前述の条件に合わせて、衛生管理としてHACCP(ハサップ:製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法)について正確な知識をもっているかが重要です。
※参照元:厚生労働省「HACCP(ハサップ)」
業者を選ぶ際に気になるのが、「駆除効果を出していること」です。ねずみの発生原因を特定したうえで、駆除効果など納得できるような説明をしてくれるか確認しましょう。
営業時間内にねずみを発見したなど、衛生管理の面で営業に支障をきたすような場合に即時対応してもらえるかは非常に重要なポイントです。対応可能な範囲を、あらかじめ確認をしておきましょう。
業者に侵入防止や駆除を依頼する頻度としては、「年2回以上実施するように」とされていました。しかし、2014年5月12日に改定されたガイドラインでは、以下のように示されています。
※引用元:厚生労働省「食品等事業者が実施すべき管理運営基準に関する指針(ガイドライン)について」
※価格は、2021年10月の情報です。
※1.2021年11月時点で、税表記を公式サイトで確認することができませんでした。